コンデジ購入の見るべきポイント
今回はコンデジ（コンパクトデジタルカメラ）購入の際のポイントを書いていこうと思います。
カメラの性能表は難しい言葉がずらりと並んでいて、その言葉や数値が何を意味しているのかわからないことが多いと思います。
そこで、主要な項目８点＋αについて記していきますのでコンデジ購入でお悩みの方はお役立てください。
1. 画素数
まず目につくのはこれだと思います。
画素数が何万画素なのか、
数値が大きければ大きいほど綺麗な写真が撮れそうですよね。
ですが、この数値は大きければ良いというわけではありません。
画質に直結はしないため、それほど重要ではない要素です。
2. 撮像素子（画像センサー、イメージセンサー）
これは綺麗な写真を撮るために重要な要素となっています。
デジカメにはフィルムがありませんよね。
そのフィルムの役割にあたるのがセンサーと呼ばれるものです。
センサーにはセンサーサイズがあり、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ、1インチ、1/1.7インチ、1/2.3インチといったセンサーの大きさが区分されています。
最初に述べたものの方が大きく性能が良いのですが、その分お値段が張ります。
このサイズ（面積）の大きさで、「光をどれだけ集められるか」が変わってきます。
光を多く集めることができると暗所でも綺麗に撮影をすることができたり背景のぼかしを強くすることができます。
そのため画質に直結する最重要の要素となっています。
コンデジに関しては１インチのものが多いですが、それよりも上位センサーサイズを使った高級コンデジといったものも出てきています。
3. 焦点距離
これは下記のF値と並んで、カメラレンズの性能を決める要因の一つとなっており、これにより撮影できる画角（イメージセンサーに撮影できる範囲）が決定されます。
数字が小さいほど広範囲の撮影が可能となり、大きいほど遠くのものを大きく撮影することが可能となります。
4. 光学ズーム
上記の焦点距離を光学的に変更し、画角を変えることができる機能です。
5. F値（絞り値）
F値のFは「focal」のことで焦点という意味です。
このF値と上記の焦点距離がレンズの性能を決める大きな要因となっています。
F値はレンズを通すことができる光の量であり、暗所でも明るく撮影したい場合はF値の小さいものを選ぶと良いです。
このF値もまたデジカメを選ぶ際には重要視したいポイントの一つです。
6.オートフォーカス
自動的にカメラのピントを合わせる機能です。
自分で細かいピント設定をしたい人は手動のマニュアルフォーカスもあります。
7. シャッタースピード
シャッターボタンを押すとシャッターが瞬間的に開閉して撮影されるのですが、その開閉にかかる時間のことです。
シャッタースピードを速くすると、静的な写真が撮れます。逆に遅くすると動的な写真が撮影できます。写真の躍動感やブレに影響してくる部分です。この速度はISO感度（光を取り込む性能）と合わせて設定することができます。
8. 撮影感度
上記のISO感度のことであり、光を取り込む性能のことをいいます。
9. その他
その他のものとして、もちろん用途にもよりますがwifi対応しているかどうか（現在は殆どの機種が対応しているようです、中古品を購入する際はお気をつけください。）、動画撮影機能（４K対応かどうか）、重さ、大きさ（特にレンズを出した状態のカメラの大きさと背面のデジタル画面の大きさのチェック）、デザインといった部分もチェックしておきたいところです。
私の経験上の話となりますが、周辺機器や関連グッズも購入前にチェックしておくべきです。
私が困ったのは屋外の太陽が出ている時の写真撮影でした。液晶の反射がひどくどう写っているのか判断がとてもしにくかったのです。慌ててアンチグレアのフィルムを探したのですが、画面サイズも機種も一般的ではなかったため、アンチグレアフィルムが売られていませんでした。
あと、いくら性能が気に入ったものでもデザインが気に入らない場合は購入を見送る方が賢明かと思います。
安い買い物ではありませんし、せっかくデジタルカメラを購入するなら気分良く使えるものを選ぶべきです。
私が一番最初に購入したデジカメは何年かすると完全に携帯電話のカメラに負けてしまった代物でしたがデザインがすごく気に入っていたため、購入したことに後悔はなかったです（使いづらさはありましたが＾＾;）。
