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iPad mini 5 手帳化計画 ④

iPad mini 5 手帳化計画④

今回はiPad miniの手帳化についての記事を公開します。

 

 

概要

 前回の「iPad mini手帳化計画 ③」の翌日記事で実現できなかった「起床時(アラーム解除時)に本日の天気本日の予定をSiriが読み上げる」機能についてですが、別のアプリを使って類似した機能を実現できたので記事にします🙂

 

◾️使用するアプリケーション 

  「ショートカット」というアプリを使用します。Appleから出ていて無料です。iOS対応なのでiPhoneでも利用できます。

ショートカット

ショートカット

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  • 仕事効率化
  • 無料

 

◾️ショートカットアプリの見方

 「ショートカット」のアプリケーションを開くと次のような画面が表示されます。

このライブラリは作成したショートカットを保存して開くことができます。

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◾️ショートカットの作成方法

 ショートカットを作成するには、上記画像の右端にある「+ ショートカットを作成」をタップします。すると、次のような画面が表示されます。

 

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 この画面の見方としては、左側がコマンド(命令)のメニュー表右側が実際に行ってもらう命令入力画面です。あらかじめ連続した命令を指定しておき、それをボタン1つで実行する、それがショートカットアプリの主な使い方です。

 では、実際に起床時に天気予報と予定を読み上げるショートカットを作成していきます。

(※正確には、起床時にボタン1つで天気と予定を読み上げるショートカット)

 

①テキストを表示、入力

 まず、テキストの入力を右側に表示します。これはSiriが読み上げるテキストになります。左側検索で「 テキスト 」と入力すると表示されますのでタップします。「テキストを〜」みたいな似たような命令が表示されると思いますが、シンプルに「テキスト」とだけ書かれたものを選択すれば大丈夫です。

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 テキストの欄をタップして入力しようとすると、下記画像のように画面上のキーボードの上に「現在の日付」と書かれたアイコンと文字があると思います。これをタップします。 すると、テキスト欄に「現在の日付」と表示されます。

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② テキスト読み上げの設定

 次に、肝心なテキストの読み上げを設定していきます。先程と同様に、左側の検索欄で「テキストを読み上げる」で検索すると、スピーカーのアイコンと文字が表示されるので、タップして右側に表示します。これで右側の上部、真ん中にある再生ボタンをタップすると日時が読み上げられます。

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しかし、西暦や曜日、時間、分といった余分な情報まで読み上げてくれるので、これを読み上げないようにしたいそういう時は、テキスト欄の「現在の日付」をタップします。

続けて「日付フォーマット」をタップします。「カスタム」を選択して「カスタムフォーマット」をタップします。

yyyy年 → 西暦ですので不要です。消しましょう。

MMM → 月なので必要です。

dd日 → 日にちなので必要です。

EEE → 曜日です。必要であれば残しましょう、今回は残します。

HH mm ss Z → 時間なので不要です。消しましょう。

その後、「OK」を押します。この時点で、カスタムフォーマットにはMMMdd日EEEとなっているはずです。先程と同様に再生ボタンを押してみると、日付と曜日が読み上げられます。今日であれば「4月26日 金」と読み上げられます。

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ですが、どうせなら「金曜日」と「曜日」も読み上げて欲しいですよね。

このような場合はテキスト欄に自分で入力すれば良いです👌「現在の日付」の後に「曜日」と入力しました。これで、「4月26日金曜日」と言ってくれます。さらにテキスト入力を加えて右画像のようにすると、「今日は4月26日金曜日です」と読み上げてくれます。(土曜日は最初「つちようび」と読み上げてしまうのでSiriに学習させる必要があります😅)

 

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③天気の読み上げ設定

 続けてその日の天気も読み上げてくれたら便利ですよね。位置情報をオンにする方がウェブのRSSデータを経由したり変数にする必要がないため、設定しやすいです。今回はそちらの方法で設定していきます。

 左側の検索欄で「現在の天気を取得」を行い、右側に表示します。位置情報をオンにしているので「現在地」でいきます。これで現在地の天気データを取得して使用できるようになりました。

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 次に先程と同様に新しくテキスト」を置きます。2つ目ですね。

そして、テキスト欄をタップすると、「気象情報」と書かれたアイコンと文字が追加されています。これが先程取得した天気データです。

気象情報と書かれたアイコンと文字をタップすると、テキスト欄に表示されます。

これに、先程と同様に新しくテキストを読み上げる」を追加します。

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これもデフォルトの気象情報では、「雨 12℃」としか読み上げてくれないので、テキスト欄に自分で入力していきます。

こちらも気象情報のアイコンをタップすることで気象情報の何を読み上げて欲しいかを設定できます(降水確率、気圧、最高気温、最低気温etc)

例として私のテキストを置いておきますね。自分でアレンジして必要な情報を選択するともっと使いやすくなると思います😄

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アイコンで設定しているのは、上から気象状況(状況)、気象情報(高)、気象情報(低)、気象情報(降水確率)です。これで、日にちの読み上げから天気の読み上げまでが完了しました。

 

◾️使用方法

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 iPad miniの左側にショートカットのウィジェットを追加してボタンを1回タップしてショートカットを起動させています。

 

明日は予定の読み上げの設定記事を公開いたします⛄️

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