iPad mini 5 手帳化計画⑥
本日で連続更新も100日目。iPad mini手帳化の記事を公開していきます。
概要
前回の記事でショートカットを使用して、起床時にボタン1つで、日付・天気・本日の予定を読み上げる方法を紹介しました。
今回はそれに加え、複数の予定を開始時刻ごとに読み上げる設定方法を紹介します。方法を設定するにあたり、友人のプログラマーに相談して知識を借りました。この場でも感謝を申し上げます🙇♂️
(※前回作成したものを土台にして追加していきます。前回のカレンダーイベント部分の設定がないと正常に作動しませんのでご注意下さい。)
前回の記事はこちら⬇️
◾️ショートカットの変数に追加
前回は、予定がない日は「予定がありません」と読み上げてくれる設定をしました。
その際(ショートカット中段)に、「もうすぐ行われるイベントを取得」「次の場合にカレンダーイベントを検索」を右側に設定しました。
まず、そこを変数に追加します。例により、左側で「変数に追加」を検索して右側に持ってきます。持ってきたら、わかりやすい変数名をつけておきましょう。
◾️ショートカットの変数を取得する
次に、右側下部の「テキスト」(今日の予定はありません)の下、「テキストを読み上げる」の下部分に新しく右側から「変数を取得」を持ってきて、先ほど設定した変数を指定します。
◾️ショートカットのリストから項目を取得する
続けて、右側から「リストから項目を取得」を左側に持ってきます。
取得は「Rangeの項目」、項目取得の開始インデックスは「1」、終了インデックスは「オプション」に設定します。
これにより先ほど指定した変数の範囲(予定の1日の範囲)から項目を取得していきます。
◾️繰り返し処理を設定
右側から「それぞれで繰り返す」を左側に持ってきます。
◾️テキスト欄の変更
上で設定した「それぞれで繰り返す」の下に、前回入力した「テキスト」があると思いますので、これを変更していきます。
「繰り返し項目」というのがテキスト欄の上部に表示されていますので、そちらに変更していきます。テキスト欄には、「繰り返し項目 開始日」で時刻のみを設定して、デフォルトの「繰り返し項目」を設定することで要件を設定します。
時刻の設定については、前々回④の記事で日付の読み上げを設定した際の部分を参考に、カスタムフォーマットに「HH MM」だけを残すことにより設定可能です。
前々回の記事はこちら🔽
これにより、開始時刻と要件を読み上げてくれる準備が整いました。あとは、前回設定した「テキストを読み上げる」が「テキスト」の下にあると思いますので、それによって「〜時〜分から予定1 ⏩ 〜時〜分から予定2」といった風に、繰り返し処理でSiriが予定を読み上げてくれます。
いかがでしたか。これで、起床時にボタン1つで「日付・天気・その日の予定を読み上げる」ことが可能になりました😄毎日使ってますが、非常に便利です👌
ここまで6回にわたって手帳化計画の記事を作成してきましたが、とりあえず「iPad miniを使いやすい手帳代わりに」という目標、一段落つけたかと思います。