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MX MASTER 3 for Macのレビュー【Mac用ワイヤレスマウス】

Logicoolのマウス「MX MASTER 3 for Mac」のレビュー記事です。
Macの使いやすいマウスを探している人向けの記事となります。

 

MX MASTER 3 for Macとは

MX MASTER3 for Macの画像

MX MASTER3 for Macは、Logicoolから発売されている Mac用のワイヤレスマウスです。
正式名称は「MX MASTER 3 アドバンスド ワイヤレスマウス for Mac MX2200sSG」。 

ロジクールのMASTERシリーズは、集中力を高められるように開発されており、
Mac OSに最適化されています。iPadOSにも対応しています。

エルゴノミクス(人間工学)形状で安定性が保たれていて持ちやすいです。

MX MASTER 3 for Macのサイズ等

縦(高さ):12.5cm
横(幅):8.4cm
奥行き:5cm

重量(重さ):141g

最大dpi精度:4000dpi

バッテリー:500mAh

ワイヤレステクノロジー:アドバンス2.4GHz

カラー:スペースグレー

価格(金額):定価14,850円

保証:2年間無料保証(公式HPからも注文可能)

対応:macOS 10.15以降(iPadOS 13.4以降)

 

MX MASTER 3 for MacのセンサーDPI

DPIとは、「Dots Per Inch」の略です。
簡単に説明すると、マウスを手で動かした場合に、画面上をマウスカーソルがどの程度動作するかを数値化したものです。数値が高い方が少しのマウス操作で長い距離動きます。

MX MASTER 3 for Macはdpiを最低200〜最大4000の間で50刻みで設定することができます。

マウスレスポンスが速さを自分の好みのDPIに設定可能です。

自分好みのマウス反応で快適な操作が行えます。
DPIを上げることで省スペースでの作業が可能です。

MX MASTER 3 for Macの充電時間

500mAhのリチウム充電電池が採用されています。
1分間の急速充電で約3時間使用可能です。

また、2時間のフル充電で70日間使用できます。

MX MASTER3 for Macの充電端子

MX MASTER3 for Macの充電端子

MX MASTER 3 for Macの充電端子はUSB Type C充電です。
USB Type Cケーブルを使用して充電します

PD充電に対応しています。

 

MX MASTER 3 for Macのボタン数

MX MASTER 3 for Mac本体の構成は次の通りです。

  • 7個のボタン(クリック含む)
  • スクロールホイール
  • サムホイール
  • ジェスチャーボタン

スクロールホイールは独自技術「MagSpeed電磁気スクロール」が搭載されていて、
引っかかりのないホイールスクロールが実現可能です。
このスクロールが優秀で、なんと秒間1000行の高速スクロールができます。
最速かつ精確なマウス操作で作業効率が上がります。

実際にスクロールしてみるとハンドスピナーのような気持ちの良い回転が長く続きます。
メーカーのこだわりを感じるポイントです。

サムホイールの親指でのタブ移動は、劇的な時短になります。

ボタンの位置も押しやすいため、スムーズに押すことが可能です。

MX MASTER 3 for MacとMX MASTER 3 との違い

ロジクールのMX MASTER3モデルとの違いはMac OS用に設計されている点です。MX MASTER for MaciMacMacBookiPadに対応しています。
MX MASTER3には同梱されているUnifying USBレシーバーがない点も特徴です。
MacにはUSB-Aポートがないものがあるための配慮でしょう。

しかし、MX MASTER 3 for Macでネットゲームをする際はUnifyingレシーバーを使用した方が反応速度が少し上がる検証が行われています。ゲーミングマウスとして使用する方は参考にして下さい。
通常使いではUnifyingレシーバーなしで全く問題ありません。

MX MASTER3 for Macの箱

 

MX MASTER 3 for Macの端末切り替え機能

MX MASTER 3 for MacにはFlow機能が搭載されています。
Flow機能とは、パソコンAとパソコンBといった複数の端末をマウス登録できる機能です。

接続方法はBluetoothで、登録端末を3つまで使用できます。そのため、複数のパソコンでマウスを使い分ける必要がなくなります。
また、登録デバイス間でドラッグ&ドロップすることでファイル共有等が可能です。
端末の登録切り替え方法はマウス裏のボタンを3秒長押しで行います。
(※この黒いシール紙は最初付いているだけです)

MX MASTER 3 for Macの背面画像

 

 

MX MASTER 3 for Macの側面画像

ショートカットは、
縦スクロール横スクロールカスタマイズボタン4つ
そのうち1ボタンは押したまま上下左右にマウスを動かすことで
各方向にショートカットの設定が可能。

コピーや貼り付け、デスクトッ切り替えのショートカットを設定するだけで作業効率は大きく上がります。

 

  • ポインタ速度
  • サムホイール速度
  • スクロールホイール速度

上記の速度も自由に選択して変更可能です。

 

 

MX MASTER 3 for Macの機能性の高さ

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  • アプリ固有のショートカットを個別で設定できる。
  • 登録端末同士でデータを移すことができる
  • 4000DPIセンサー採用で繊細な操作が可能。
  • デザインがApple製品と合う。

 

アプリケーションごとに設定できるショートカットが非常に便利です。

インターネットやYoutubeの利用がメインの人には あまり必要ないかと思います。
ですが、 エクセル、ワードをはじめPhotoshopやFinal Cutなど
専門的なアプリの作業効率がとても上がります。

簡単に別の端末にデータを届けたい時に、データ移動が便利でした。
データ移動機能に注目して購入したわけではなかったのですが、 いざ使ってみると複数端末感のデータ移動が楽になりました。

どんな表面上でもしっかりとトラッキングするDarkfield4000dpiセンサーも優秀です。
Darkfield4000dpiセンサーはガラスの表面など標準的なマウスが動作しない表面上でも動きます。

このように、MX Master3for Macを使い始めたことで作業環境がさらに整いました。

 

MX MASTER 3 for Macは少し重い?

購入前のレビューで見ていると「形状が大きい」と、
いくつかのレビューで書かれており、不安でした。
実物は別に大きいと思うようなサイズではなかったです。

ただ、マウス自体は少し重め。マウスのDPIの設定を上げたら反応は問題ないですが、 さらに軽快に動かしたい人はマウスパッドの併用もおすすめです。

 

ショートカットの設定

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専用のソフトウェアを使用します。 使用するアプリは、「Logi Options」。

LogicoolのHPからダウンロード可能です。

 

M1 Macでうまく設定できない場合

M1 Macで使用していると、 アプリ「Logi Options」では
マウスが認識されないことがあります。

MacOSでのBluetooth対応マウスとしては認識されて使用できますが、
Logi Options内の設定する対象として認識されません。

そのため、ショートカットの設定画面が出てこず、設定できません。

この場合、アプリ「Logi Options+」をダウンロードする必要があります。
ベータ版ですが、しっかり動いてアプリ内でマウス認識も可能です。

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ここでショートカットを設定することができます。
Logi Options+のダウンロードには 姓名、メールアドレスのユーザー登録が必要です。
面倒くさく思われるかもしれませんが、 Master3を購入して、
アプリごとのショートカット設定をしないのは、 大損なので、絶対にしましょう。

 

いかがでしたか。
MX MASTER 3 for Macは操作性の良い作業効率を上げるPCデバイスです。
マウスの買い替えを検討の方はぜひ一考してみて下さい。

また、ロジクールのMXシリーズはマウスだけでなくキーボード「MX Keys mini」も使いやすいので、そちらもオススメです。

 

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