Magic Keyboardのレビューと合わせて使いたいガジェット3選
今回はiPad Proに装着して使用するMagic Keyboardのレビュー記事を紹介します。
さらに、合わせて使うとさらに使いやすくなるガジェットを3点紹介しています。
重さ
その感想としては、第一印象はその重さです。12.9インチ用を購入しました。
その重さを測ると704gです。iPad Proの700g弱と合わせて測ると、1398gでした。
持ち運びに際しては、ズッシリとしていてギリギリか適していないかのどちらかだと感じました。今までiPadを持ち歩いていた人は、少し戸惑うことでしょう。
Magic Keyboard付きのiPad Proを持ち歩くことは、重めのノートPCを持ち歩く感覚に似ています。
iPad ProとMagic Keyboardの操作性があなたにとって満足いくものでないのなら、モバイルノートPCを持ち歩く方が軽くて使いやすいと思います。
重さが気になるようなら、Smart Keyboard follioも選択肢に上がってきます。
Smart Keyboard follioの重さはMagic Keyboardの約半分になります。
デザイン・耐久性
そして次点で、そのデザインの良さが目を見張ります。
上質なカバー素材を採用していて質感や触り心地も良く、Appleのロゴマークも主張し過ぎず見栄えが良いです。
iPad Proとの接続は強力な磁石で簡単に安定接続ができますので、
外れて落ちることもありません。
その分、取り外しには少し力をかける必要がありますが、Magic Keyboardを開いてiPad Proの下部分を浮かしたところに、手を引っ掛けると外しやすいです。
カバー素材の材質が汚れにくく、汚れても簡単に拭き取ることができるため、重宝します。
ただし、サイズはぴったりですので、落としたらほぼ確実にiPad Proの側面には傷がつくでしょう。
magic Keyboardは側面や上面を覆ってはいませんので、落とさないようにご注意を。
Magic Keyboardと併用して装着できるケース「Cover Buddy」が発売されていますので、側面や上面の傷を防止したい方は購入を考えてみても良いと思います。
打鍵感
キーボードの打ちやすさは、素晴らしいです。
バックライトの必要性は今のところ感じていませんが、
バッテリーの消費に直結しているようなのでこれからも注視していきたいところです。
※外国では、Magic Keyboardに個体差があり、使用していない時もバックライトが起動していて
バッテリーを大幅消費して電池の持ちが良くない点を調べて交換した方もおられます。
✅2021年11月追記
今更ながら、バックライトの良さを実感しています。
この機能があるだけでキーの文字が見やすくなります。
打鍵感の話に戻って、タッチ後の跳ね返りが心地よく文章を打っていて気持ちが良いです。
愛用しているMacBookProのキーボードよりも打ちやすく、驚きました。
十字キーが小さくなっていますが、大きな影響はありません。
キーボードを使用していると、キーの周囲の埃が入りそうな小さな隙間が気になります。
以前のMacbookのキーボードの構造ではバタフライ構造が採用されていました。
しかし、キーの薄さゆえに、キーと認識部分との間に埃が入り込み、キーを認識しない不具合が大きな問題になっていました。
それを受けてバタフライ構造のキーボードは不採用となり、シザー構造のキーボードが採用されています。
Magic Keyboardはシザー構造が採用されているため、隙間を気にする必要はないかもしれません。
Smart Keyboardはバタフライ構造のようですので購入の際はご注意ください。
埃や小さなゴミが入ってしまうと困るので、こちらの製品を購入しました。
掃除用スライムの「Super Clean」です。
こちらの動画で知りました。
3ヶ月越しでりおなりに出産祝いをプレゼントするので掃除する!(AirPodsProを)
Amazonで購入しましたが、似たような種類が多くて迷いました。
私が購入したのは上記リンクのものになります。
類似製品に、ベタつき、カビ、匂いといった気になるレビューもありましたが、
私の作業環境では、そういった問題なく使用できています。
トラックパッド機能
トラックパッドは若干押した感じがチープです。
MacBook等のカチッと押す感じではなく、少し浮いているようなペコッといった感じです。
トラックパッドの面積も、もう少し広い方が良かったと思いました。
MacBookProと比較すると小さいです。
普段MacBookのトラックパッドを使用している人からすると少し辛いものがあります。
角度調整機能
最初は「調整できる角度がかなり絞られる」ということで
大丈夫か不安でしたが、問題ありません。
むしろ、斜めの角度を付けてからディスプレイを前に持ってきているため、
一般的なノートPCの開きと比較すると7cmほど前に画面があります。
これにより、使用時に画面が見やすくなっています。
何度使用してもヒンジ部分が緩むことなく、しっかりとした押し具合が続きます。
USBポート(充電のみ)
充電用のUSB Cの差込口がMagic Keyboardの左側に組み込まれています。
そのため、左右どちら側からも充電できるのは使いやすいです。
ハブで端子を追加する場合は2020年7月に発売されたAnkerの「Power Expand Direct 6in1 USB-C PD メディアハブ」がオススメです。
iPad Pro向けに最適化されており、装着時のデザインやバランス良く拡張することができます。
AnkerのiPad Pro向けUSB-C接続メディアハブ「Anker PowerExpand Direct 6-in-1 USB-C PD メディア ハブ」の紹介
【買ってよかった】iPad Proが超絶便利になる6in1ハブを購入!Magic Keyboard装着でもプラプラしないのが最高!
iPad ProはPCになり得るか
これに関しては賛否両論がありますが、個人的にはPCにはなり得ません。
PCとして使いたいならMacbookを購入した方が断然良いと思います。
ですが、iPad Proの拡張性としては大変優秀で光るものがあります。
PCではありませんが、タブレットの良さを残しつつPCライクにも使用できて、それにより、できることが増える、iPadProをPC寄りにすることができるガジェットとしての立ち位置と捉えるのが良いと思います。
iPadPro単体や、smart keyboardの使用では手が届きにくかった部分を直感的に補うことができます。
もちろん、この質問はPCをどう使うかなど、人によって異なります。
簡単な作業やウェブブラウジング、専門的な作業、レポート作成、様々な用途があります。
そのため、Magic KeyboardをつけることでこれはもうiPadじゃなくてPCも兼ねている、と言っている人は、その拡張された部分でPCで行っていた作業が賄えるようになったのでしょう。
逆に専門的な作業や特殊な作業を行う人は、いやこれはPCじゃなくてiPadだ、と言っている、そういった印象を持ちます。
事実、これ単体を使用してPCを使用しなくなった人もいます。
そのため、人によってはこれ単体で従来PCでしていた作業を全部行えるかもしれません。
個人的には、次のように新しい選択肢が増えたのだと思います。