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スピーカーはワイヤレスを使え【2021年】

スピーカーはワイヤレスを使え【2021年】

今回はワイヤレススピーカーについての記事を公開します。【2021年更新】

 

 

概要

 私がWindowsユーザーの時に購入して使用しているワイヤレススピーカーがあるのですが、その利便性を最近になって体感しましたので、レビュー記事を公開します。

購入したのは2000円程度(※購入時〜2019.3/26時点)の並行輸入品のよくあるワイヤレススピーカーでAmazonで購入しました。

その性能はBluetooth4.2対応、ハンズフリー通話対応、AUXオーディオケーブル対応、 Micro SDカード再生対応です。

 

Bluetoothのバージョンについて

 

Bluetoothのバージョンについてですが、Bluetooth1.1からBluetooth5.0まで様々なものがあります。1.1から始まり、1.2、2.0、2.1、3.0、4.0、4.1、4.2と変遷していき、最新のものが5.0に該当するのですが、最近の製品に関しては4.0〜4.2のもの多くなっているため、参考にして下さい。勿論、購入前に使用するPC等がBluetooth何に対応しているのかを確認してから購入するのにこしたことはありません。互換性の有無に関しては製品によって異なります。特に3.0と4.0の互換性については相性があることから購入前に注意・確認が必要となります。

 

 

 

ワイヤレススピーカーの長所

①コードが絡まらない

 有線スピーカーは左右に1つずつスピーカーが設置されており、PCと右スピーカーを接続し、右スピーカーと左スピーカーを接続する必要がありました。そのため、接続用のコードの数が多くてよく絡まる点が非常に面倒です。

 コードの数が多いと見栄えもあまり良くないため、線をまとめたり、コードボックスを利用して隠すことは有効ですが、卓上のスペースをとってしまうため、PC周りが落ち着きのない空間になってしまいがちです。

PCデスクにPC、キーボード、マウス、スピーカーといったPC用品だけを置いている方はあまり気にならないかと思います。しかし、並行して筆記具や資料等を置いてお仕事をされている方にとってはストレスにつながる空間になりがちです。

 心理学的にも、デスク周りが散らかっていると、集中力が落ちることが実験で判明しています。散らかっていると、気が散ってしまったり、自分を甘やかす空間ができてしまうそうです。

 そういった点から、Bluetoothの無線接続によるワイヤレススピーカーを使用して線を省くことで、快適に集中してPCデスクを利用することができます。

 

 

②音の発生場所が選べる

 有線スピーカーでもある程度スピーカーを置く位置には自由度があります。

ですが、ワイヤレススピーカーの置き場所の自由度はその比ではありません。

電波の届く範囲内であれば、どこに置いてもその場所から音が再生されるため、部屋のデザインを損なわずに好きな場所に置くことができます。音楽等の大人数での共有も可能です。置き場所の自由度を利用して、立体的な音響再生を行うこともできます。

 

 

③持ち運びの楽さ

ワイヤレススピーカーは持ち運びが非常に楽なサイズです。

 重さとしては片手で楽々持てるぐらいの重さです。サイズ的にもカバンを圧迫することもなく、取り出しも非常に簡単に行うことができ、外部のPCとのペアリングを行う必要があった場合もすぐに行うことができます。ノマドの方が持ち運ぶには少しだけサイズオーバーかと思われますので、後で紹介する別製品の検討をなさって下さい🙇‍♂️

 充電も、USB規格での充電が可能であるためモバイルPCがあればいつでも充電することができます。毎日使っていても2週間に1回程の頻度で充電を行えば事足りているため、大きな手間にはなりません。

 

 

使用感

購入前後

 購入時は、初めてBluetoothを意識しての購入だったことと、ネットで似たようなワイヤレススピーカーが非常に多かっため、高い買い物はせず、次の2点にのみ気をつけて当該製品を購入しました。

 

①失敗しても大丈夫なように比較的安いもの

②しっかりしたレビュー評価の高いもの

 

 配送されてきた製品を使ってみると、コードレスの卓上と満足いく音質で良い買い物をしたと思っていました。

 その数秒後、なぜかインターネットが繋がらなくなる。その時はわけがわからなかったんですが、何回かネットワークに接続し直していると、Bluetoothでワイヤレススピーカーを使用している時だけインターネット回線が非常に繋がりにくくなることがわかりました。その原因が、当時使用していたBuffaroのルーターがかなり古いものであったためBluetoothの周波数とトラブっていたようです。ルーターを買い換えて周波数を変更することで問題解決に至りました。

 

 

仕事での使用

 春は退職や卒業のお別れシーズンということもあり、事でプロジェクターを使用して動画を流す機会がありました。その際にワイヤレススピーカーが活躍しました。スクリーン、プロジェクター、モバイルPC、見ている人々の配置図が以下のような形となっていました。

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 プロジェクターとモバイルPCを有線で接続して動画を流していたのですが、PCから音が出てしまうと、プロジェクターとの位置関係からして動画再生中にその場所のど真ん中(図のPC位置)で大きな音で再生されてしまい、周囲の人は動画に集中できず楽しむことができません。ある程度の音量を確保しないと端の人まで聞こえないですし、かといって大きな音量にすると雰囲気が壊れてしまいます。せっかくのお別れや卒業をテーマとした音楽も効果の程が今一つとなってしまうことでしょう。

 そこで活躍したのがワイヤレススピーカーです。結構な範囲離れても音を再生することができるため、音が放出される場所をスピーカーの置く位置を変えることで自由自在に変えることができます。図のスクリーンの裏側に置くことで本番は成功に終わりました。2000円程度のワイヤレススピーカーであっても音量をそこそこ大きくした際の音割れはなく、満足のいく音質で再生することができました。 この価格でこのレベルの製品を購入できるのなら、今度はもう少しお高めでもサイズや重さに注目して選びたいです。

 

 

 

おすすめ製品

◾️ ANKER Sound Ace A1

 

 

ANKER社から発売されている小型ワイヤレススピーカーです。そのサイズたるや、7.2cm×7.2cm×8.1cmという頻繁に持ち運びを行う方にとっては必携の製品となっています。重さは165gです。

その性能も小型ながら、5Wのドライバーパッシブラジエータ(スピーカー本体の筐体内の空気振動を利用して動作させるもの ※下記サイト参照)を採用しており、しっかりとしたサウンドを提供します。

1回の充電で6時間の再生が可能であり、バッテリー残量はペアリング先のPCやスマホタブレットで確認可能です。電源供給はMicro USBで、Bluetooth 4,2とほぼ全ての製品に対応しており最後に使用したペアリングを電源オンで自動再現できます。


アイリスオーヤマ サウンドバースピーカー

 

こちらは持ち運び用ではありません。

厳密には電源ケーブルはコンセントに差す必要がありますので完全ワイヤレスではないです。

しかし、高音質でありながらコストパフォーマンスに非常に優れている製品なので、ご紹介しておきます。

 

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