腱鞘炎予防に!トラックボールマウス「M575」のレビュー
今回は、Logicoolのトラックボールマウス「M575」を紹介します。
トラックボールマウスとは
通常のマウスは、マウスの底にあるセンサーを使ってマウスを前後左右に動かすことでポインタを動かします。
それに対して、トラックボールマウスは、トラックボールと呼ばれる球体を前後左右に回すことでポインタを動かします。
トラックボールは外れることなく、どれだけ同じ方向に行っても球体が回るため、思った場所にポインタを持っていくことができます。
また、マウスを動かす必要がないため固定の位置で使用できます。
トラックボールマウスM575のメリット
- マウスを動かさなくていいので手首に優しい
- 一定の姿勢を維持できるので腰や首にも優しい
- コードレスなのでストレスフリー
- ショートカットキーが2つ付いていて便利
トラックボールマウスの価格
M575は2020年11月26日に10年ぶりに改良リニューアルされました。
2021年3月時点で5000円ほどで購入でき、非常にコスパの良い製品です。
グラファイト(黒)とオフホワイト(白)の2色から選ぶことができます。
上位モデルのMX ERGOはスクロールホイールに加えて、ショートカットキーはもちろん、さらに『その場で傾く』ことにより手のひらの負担も軽減できます。
もちろんショートカットは編集可能で、ExcelやWord、photoshopや動画編集などの一定のソフトは初期設定で使いやすいショートカットがそのまま使用できます。
ただしお値段は1万円を超えます。
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開封
外箱です。
開封していきます。
開くと説明書になっています。
USBレシーバーはマウス下部に収納されています。
Blootoothで使用する場合はレシーバーは不要です。
単3電池1本で動きます。
裏側から電池をいれることができます。
電池寿命はBluetoothで20ヶ月、USBレシーバーで2年です。
使用感
手首の負担
私はトラックパッドの狭いモバイルPC用のマウスとして購入しました。
以前にレビューしたNM350なのですが、トラックパッドの使いにくくてあまり使用できていませんでした。
しかし、Windowsを使用しなければならなくなったため、購入へと至りました。
✅過去記事はこちら。
結果としては正解で、マウス操作がとてもしやすくなりました。
力加減がわかると少しの動作でカーソルを操ることができるようになります。
「手首の負担軽減」を特徴の一つとしているのも納得です。
今までの動作は何だったんだろう。それぐらい省エネの動作で済みます。
使い始めて1時間ほどはトラックボールの加減がつかめず、カーソルが行き過ぎたりもしました。ですが、使っているうちに加減はわかってきます。
購入して2ヶ月使用していますが、手首の負担は全く気になりません。
私は手首が炎症おこしがちなので長い時間マウスは持たないようにしていたのですが、トラックボールマウスは長い時間使っていても問題ありません。
トラックボールの操作は親指を多用するため、親指の関節に炎症がある人は注意した方が良いでしょう。
省スペース
もう一つ嬉しいのが、マウスを動かす必要がない点です。
そのため、広いスペースを使わずに済みます。
通常のマウスは前後左右に動かしてカーソルを操作するため、ある程度スペースが必要です。
ですが、トラックボールでの操作はマウスを定位置に置けばいいだけなので、動かすスペースがいりません。
地味ですが、この恩恵がとてもありがたいです。
今回は、モバイルPCで使用する目的だったため、特に相性が良かったです。
ショートカットボタン
ショートカットボタンのないマウスを使っている人は、ぜひ一度試してほしいです。
上記画像でいうと、左側の2つ縦に並んだボタンですね。
「コピー」、「ペースト」、「もどる」。
どれでも使用頻度の高いものを登録してみてください。
めちゃめちゃ楽になりますので。
慣れてきてボタンの数が物足りなくなってきたら、もっとボタンが多い製品も発売されています。